社長あいさつ
一言で「林業」と聞くと、「木こり」をイメージされる方が少なくはないでしょうか?当社は「木こり=素材生産業」を始め、80年近く経ちます。それだけではありません。創業当時は薪はもちろん、戦前戦後でありましたから、薪ガスといった自動車のエネルギー源となるものも製造しておりました。そして、時代は流れ、パレットの製造及びそれに伴う製材品やチップ等も製造するようになりました。
そんな中、当社にとっての転換期が今から約30年程前に訪れました。取引先の方からのすすめがあり、きのこの菌床用オガ粉の製造を始めることを決意しました。当初は、前社長や周囲の猛反対もあり、協力を得られず、私自身、通常の仕事を終えた後、一人でオガ粉を製造し、配達をするといったことが続きました。
しかし、「きのこの菌床用おが粉の製造・販売」が必ず成功することを信じ、行動した結果、ようやく周囲も認めてくれるようになり、現在では、当社売上の大部分を占めるまでに成長しました。
当社の強みは、「木材伐採→搬出→運搬→製造→運搬」といった、一貫体制の仕組みを構築することに成功し、きのこ生産業者への直接販売の商流を作り上げたことです。お陰様で、約100社ほどとの取引ができるようになりました。
近年は、カブトムシ・クワガタムシ等の昆虫用オガ粉や牛・豚等の畜産用敷料としてのオガ粉の需要も増えてきました。これからもお客様からいただく信頼をモットーに「安心・安全なオガ粉」を提供していき、次世代へとつなげていけるよう、邁進してまいります。
金子林産有限会社 代表取締役 金子 敬
会社概要
商 号 | 金子林産 有限会社 |
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所在地 | 金子林産(有)本社 〒376-0141 群馬県桐生市黒保根町水沼189番地 TEL.0277-96-2706 FAX.0277-96-2726 金子林産(有)工場 |
設立 | 1948年5月 |
役員 | 代表取締役 金子 敬 専務取締役 金子 栄 樹 取 締 役 金子 恵美子 |
従業員 | 17名(2017年3月現在) |
事業内容 | 木材業、素材生産業、製材業、オガ粉製造業 |
取引銀行 | 群馬銀行、桐生信用金庫 |
会社沿革
1930年(昭和5年) | 創業 (金子晴三) 旧黒保根村水沼にて、素材生産、薪、薪ガスの製造をはじめる。 |
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1948年(昭和23年) | 金子林産有限会社を設立。製材業開始する。チッパー機導入。 |
1962年(昭和37年) | 金子謙太郎、代表取締役に就任。 |
1988年(昭和63年) | オガ粉製造機を導入する。 |
1995年(平成7年) | 旧黒保根村水沼字上野に新工場建設する。 |
2004年(平成16年) | 金子 敬、代表取締役に就任する。 |
2014年(平成26年) | H25年度補正ものづくり・商業・サービス革新事業の採択に伴い、 オガ粉製造機BIG600型導入。同時に新工場建設。 |
2016年(平成28年) | H27年度補正ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金の採択により、 YSCK型粉砕機YSCK−10000を導入。 |
アクセスマップ
わたらせ渓谷鐵道「水沼駅」をすぎましたら、水沼の信号を左折し、桐生警察署水沼駐在所が右手にみえたら、100m先を左折してすぐです。
金子林産(有)本社
〒376-0141 群馬県桐生市黒保根町水沼189番地
TEL.0277-96-2706
FAX.0277-96-2726
さらに275号線を直進し、桐生市黒保根町交流促進センターが右側にみえましたら、先の十字路を右折しまして、つきあたりが当社工場です。
金子林産(有)工場
〒376-0141 群馬県桐生市黒保根町水沼595−4
TEL.0277-96-2706