年の瀬もせまり、師走も忙しくなってきましたね。
少し早めですが、年末の餅つきを行いました。
これまで当たり前のように、毎年恒例の伝統行事として行ってまいりましたが、今回はお餅についてちょっと調べてみました(^^)
日本人は古くからの農耕民族です。田んぼで稲をつくり、暮らしてきました。その中で『餅』は、ハレの日(特別な日、お祭りの日)の特別な食べ物とされていたようです。
三月のひな祭りにはひし餅、五月には柏餅、十月には亥の子餅、というように何か行事があるたびに餅をつくります。お祭りでは餅まきをすることもあります。正月は最も大事な年中行事ですから、年末年始の餅には当然、一年で一番重要な意味がこめられているといえるでしょう。
正月準備としての年末の餅つきは、主に鏡餅をつくるための餅つきです。鏡餅は、歳神(正月に訪れる神様)にささげるお供え物です。神社のご神体になぞらえて鏡餅と呼ばれるようになり、餅そのものに神が宿るともいわれているそうです。一年を見守ってくださる神様に捧げる餅なのです。そのため、餅つきは一家総出でおこなう大切な行事の一つだったのです。
年が明けてからの餅つきは、雑煮にいれて食べるための餅です。昔からおめでたい日には餅を食べる習慣がありましたが、それは「神様と同じものを食べて、神様の力を分けていただく」という意味合いがあるからだそうです。
この由来を知り、来年の餅つきが、さらに楽しみです。
お餅つきに限らずですが、様々な伝統行事や由来を子供たちに受け継ぎ、語り継いでいきたいものです。
残ったお餅で、『あんぴん』も作ってみました。
やっぱり、つきたてのお餅で作ったあんぴんは、絶品です★